マレーシアで損しない両替術とは?KLのおすすめ両替所や注意点を解説!

マレーシア生活

「マレーシアに飛ぶ前に日本の空港で両替すると良い?」
「マレーシアで両替するときの注意点は?」

このように考えることはありませんか?

もし日本の空港で両替を済ませようと考えているなら、ちょっと待ってください!

それは非常にもったいない選択です。

両替所によってレートが変わるため、両替所と両替するタイミングを慎重に選ぶことは非常に重要です。

今回は「旅行者でも利用しやすいおすすめの両替所」「損をしないための立ち回り方」「両替する際の注意点」を解説します。

日本の空港での両替をおすすめしない理由とは?

引用:pexels

日本の空港で、日本円をマレーシアリンギット(RM)に両替することはおすすめしません。

マレーシアの通貨「リンギット(RM)」は、日本国内で両替するとレートが非常に悪いからです。

現地で両替するのに比べて、1万円あたり1,000円以上損をしてしまうことも珍しくありません。

コーヒー2〜3杯分くらいの差が出るため、両替場所は慎重に選びましょう。

マレーシアに入国した後で両替するのがおすすめ!その理由とは?

KLIA2(筆者撮影)

私は個人的に、マレーシア旅行に来る友人には、マレーシアに入国した後で両替することをおすすめしています。

マレーシアの両替レートは、世界的に見ても非常に良心的だからです。手数料が別途かからない(レートに含まれている)良心的な場所も少なくありません。

特に今は深刻な円安のため、少しでもお金を賢く節約したいと考える方も多いことでしょう。

マレーシアでの両替方法は大きく分けて2つあります。

  • 現金を両替所で両替する
  • ATMからお金を下ろす(Wiseなどのデビットカードや、クレジットカードのキャッシング機能が必要)

私個人としては(マレーシアの滞在期間が長いため)両替所に行くよりもWiseを利用しATMからお金を引き出すことの方が多いです。

Wiseは頻繁に海外に行ったり、海外の銀行に振り込みをしたりする機会が多い方にとって便利なカードです(後の項目で紹介します)。

ただ、短期間の旅行のためにわざわざカードを作る予定がない場合は、現金を両替所で両替する方法が現実的でしょう。

マレーシアでのおすすめの両替方法

引用:pexels

私が実際にマレーシア旅行に来る友達にすすめている方法は下記のとおりです。

マレーシアの空港で少額だけを両替し、その後にクアラルンプール市内の両替所を利用する

マレーシアリンギットの現金を全く持っていない状況で空港を出発すると、万が一現金が必要になったときに困ります。

その問題を解消するために、少額だけを空港で両替し、残りの金額はレートが良い両替所に移動して両替するという方法です。

今までのところ、ATMを利用しない方にとって、安全でシンプルな方法だと感じています。

空港の中でもKLIA1よりKLIA2レートのほうが良い傾向にあります(状況によって異なりますが)。

その中でもCIMB・Maybankなどの銀行系カウンターが狙い目なので、空港で両替するときにはチェックしてみてください。

クアラルンプールの両替聖地!レート最強&安全な4か所を紹介!

引用:pexels

クアラルンプール市内は広く、両替所もたくさんあるため、どこでも同じレートで両替できるわけではありません。

またレートが良くても安全ではない場所で両替するのは危険です。

ここでは「レートと安全面から考えたときに、ここならおすすめできる」という場所を4か所紹介します。

【Mid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)】

Mid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)は、クアラルンプール在住の日本人や現地の人々が「まとまったお金を両替するならここ」と口を揃える場所です。

地下には、常に長蛇の列ができるほどの、伝説的な両替所があります。それがこの2店舗です。

  • My Money Master
  • MV Forex

この2店舗は競合しており、市内でも圧倒的に良いレートを提示しています。

他のショッピングモールや空港と比べると、10万円両替した際に数千円の差が出ることも珍しくありません。

【筆者から一言】

常に20〜30人が並んでいますが、回転は早いです。
ミッドバレーに行くためだけにタクシー(Grab)を使うと、移動費で得した分が消えてしまうこともあります。
買い物に行くついでや、数万円以上のまとまった額を両替する場合に利用するのがおすすめです。
ミッドバレーにはTANAMERA」「オリエンタルコピ」などマレーシア発の人気ブランドのショップやJaya Grocer」というスーパーなどがあり、お土産を購入するにもぴったりな場所です。

場所:Lingkaran Syed Putra, Mid Valley City, 59200 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur

【Pavilion KL(パビリオンKL)】

Pavilion KL(パビリオンKL)は、ローカルにも人気の高級モールです。

「パビリオン」の地下、フードコート近くやスーパー(Mercato)の近くにある両替所は、立地の割にレートが良いことで有名です。

マレーシアを代表するチョコレートブランド「Beryl’s(ベリーズ)」をはじめ数多くのショップがあるので、ミッドバレー同様買い物のついでにサッと両替できます。

場所:168, Jln Bukit Bintang, Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur

【ローカル感漂う!Sungei Wang Plaza(スンガイ・ワング・プラザ)】

 Sungei Wang Plaza(スンガイ・ワング・プラザ)は、パビリオンから大きな交差点を渡った先にあり、ローカル感の漂うモールです。

ここの1階(G階)や地下にある両替所が競争しあっているのか、良いレートになることが少なくありません。その中でも、「Jalinan Duta」などが有名です。

場所:Jln Sultan Ismail, Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur

【ハブ駅!KL Sentral駅(KLセントラル)】

KL Sentral駅(KLセントラル)は、空港からの特急電車が着くハブ駅です。

駅構内の両替所自体はレートがあまり良くありませんが、旅行中に最も訪れる機会が多い駅である可能性が高い場所です。

KLセントラル付近で両替する場合は、直結しているモール「Nu Sentral(ニューセントラル)」内の両替所(GMT Currency Exchangeなど)を利用できます。

  • 【筆者の一言】
    レートの良い両替所を探す場合Googleマップで「Money Changer」と検索し、口コミの星の数が多い場所を選ぶのも一つの方法です。
    また、基本的に「人が並んでいる両替所=レートが良い」可能性が高いでしょう。

場所:Kuala Lumpur Sentral, 50470 クアラルンプール
駅コード: 19100

 

特に『パビリオン』『スンガイ・ワング』は、人気観光スポット・繁華街である『ブキッ・ビンタン』エリアにあります。そして、KLセントラルはそこから電車や車ですぐの主要ハブ駅です。

観光を楽しむ前に、両替所に立ち寄って両替できるでしょう。

  • 【筆者の一言
    ミッドバレーなどの人気店では、窓口に行く前に「整理券」を受け取るシステムになっていることが多いです。
    行列がある場合は、まず整理券がないか確認しましょう。

【初心者必見】両替レート表の正しい見方と注意点

引用:pexels

初めて海外で両替する際、電光掲示板の数字の多さに戸惑うのは私だけでしょうか。実は私は今でも「どっちだったかな」と悩みます。

では、「We Sell」と「We Buy」どちらを見れば良いのでしょうか?正解は「We Buy」です!

【We Buy(私たちが買います)】
・両替所が、あなたの持っている「日本円」を「買う」レート
・日本円からリンギットへ両替する場合はこちらを見る
・数字が大きいほど(=もらえるリンギットが多いほど)お得

【We Sell(私たちが売ります)】
・ 両替所が「日本円」を「売る」レート
・余ったリンギットを日本円に戻す場合はこちらを見る

【計算例】
掲示板に「JPY We Buy 0.0255」と書かれていた場合の計算例です。 これは1円=0.0255リンギットで両替される、という意味になります。

  • 1,000円 × 0.0255 = 25.5リンギット
  • 5,000円 × 0.0255 = 127.5リンギット
  • 10,000円 × 0.0255 = 255リンギット

1,000円が約25.5リンギット前後になるのが、2026年1月18日時点での一つの目安です。

※マレーシアでは通常、1,000円単位または100円単位で表記されることが多いです。

現金はどれくらい必要?マレーシアの決済事情

引用:pexels

「現金をどれくらい両替しよう?」と考えるのではないでしょうか。

最近はマレーシアでもキャッシュレスが進み、クレジットカード対応の箇所も多くなってきています。

また、ローカルの間では下記のQR決算も普及しています。

  • Touch ‘n Go eWallet
  • DuitNow
  • Grab

最近は日本のPayPayアプリもマレーシアのDuitNowアプリと提携しており、そのまま使えるお店が増えていてさらに便利です。

お土産を購入したりレストランでご飯を食べたりする場合クレジットカードやQRアプリが使える可能性も高いでしょう。

この項目では、現金が必要なケース両替する額の目安および「Wise」を使う方法について解説します。

現金が必要なケースと両替する額の目安

ローカルマーケットではローカルの決算アプリか、現金を使用します(筆者撮影)

現金が必要な場合と両替する目安をまとめました。

【現金が必要な場面】

    • 屋台(ホーカー)での食事
    • ナイトマーケット
    • 一部の個人商店
    • 有料トイレ(小銭が必要)
【両替する目安】
3泊4日の旅行の場合、1人あたり1万円〜2万円分を現金に両替し、残りはクレジットカードで支払う

【マレーシアリンギットを日本円に両替する場合】

マレーシアで両替した方がお得になる事が多い(レートと手数料にもよって変わる場合もある)

最近マレーシアに旅行に来た友達に「1人あたり1万円ほどを目安にしたらいいのでは?」と伝えました。

結果的に足りなくなることなく、十分な額だったようです。

また「予定していたよりも現金を使わずに、旅行の帰りにマレーシアリンギットが残った」ということもあるでしょう。その場合もマレーシアで両替した方がまだお得になる可能性が高いです。

 

マレーシアの生活費の目安を知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

在住者は誰でも持ってる?Wiseとは?

引用:公式ページ

もし海外旅行によく行く(もしくは海外在住を考えている)なら、「Wise(ワイズ)」のデビットカードを作っておくと便利です。

Wiseのメリットを下記にまとめました。

  • アプリ内で日本円からリンギットへ格安の手数料で両替できる
  • 現地のATMで現金を引き出すことも、お店でカード決済することも可能
  • Wiseを使うと現地の銀行口座(学校や家賃の支払い先など)への送金が、日本の銀行より安く、かつ驚くほど早く完了する

特に海外生活をしていると、一度に両替する額が高額になります。

ATMから引き落とせると、両替所に並ぶ時間や手間を節約できますし、高額な日本円を持ち込む必要がありません。

両替の際の注意点

引用:Pixabay

マレーシアは比較的安全な国ですが、すりやひったくりなどの軽犯罪が日本に比べると多いのが現状です。

そんなマレーシアで両替する際に注意したい点をまとめました。

  • 【お金をできるだけ見せないようにする】両替する予定のお金を周囲に見せないようにしましょう。
    例えばグループで両替する際、みんなで「どれくらいの額を両替するか」話し合うこともあるでしょう。そんなときにお金を見せ合って話し合うのは避けてください。
    スリに遭う危険が高まります。
  • 【夜や人気のない場所は避ける】夜や人気のない場所で両替するのは避けてください。
    両替している場面を見られ、軽犯罪に巻き込まれる可能性が出るからです。今回紹介した場所は比較的安全な場所ですが、それでも周囲の状況に十分注意を払ってください。
  • 【パスポートを忘れない】両替する際は、パスポートが必要です。
    パスポート原本が必要な場合がほとんどですが、少額ならコピーや写真でOKな店もあります。ただし、
    確実なのは原本です。
  • 【受け取ったお金はその場で数える】受け取ったお金はその場で数え、正しいか確認してください。
    万が一
    金額が違っていても、その場を離れてしまうと対応してもらえません。お金の数を数え、もらったレシートと照らし合わせて確認することが大切です。

実際に(これはマレーシアではなくベトナムの出来事ですが)友人は、14万円分をベトナムドンに両替しようとした際、0を一桁間違えられて「1万4000円分」のドンを渡されました。

対応できたのでよかったですが、そのまま旅行を続けていたら悲惨でした。これはベトナムの出来事ですが、マレーシアでは絶対にないとは言い切れません。

マレーシアの治安について、詳しい情報を知りたい方は下記を参考にしてください。

安全に両替してマレーシア旅行を満喫しよう!

マレーシア半島東外観沿いのビーチ(筆者撮影)

マレーシアでの両替について、重要なポイントを振り返ります。

  • 日本で両替しない: 現地到着後の方が圧倒的にお得
  • 空港での両替は最低限に: 市内への移動費(数千円程度)だけ空港で替え、残りは市内で替える
  • ベストレートは「Mid Valley」: ただし移動費や時間を考えて、近くの優良店(Pavilionなど)を使うのも賢い選択
  • 「We Buy」を見る: 数字が大きいほど、たくさんリンギットがもらえる

マレーシアの両替所を利用する際は、スリやひったくりへの警戒も忘れないでください。 夜間や人気のない場所での両替は避け、両替所を出る前にお金をしっかりバッグの奥にしまいましょう。 

賢く両替して、浮いたお金で美味しいマレーシア料理やマッサージ、ショッピングを存分に楽しんでくださいね!

【参考データリンク】

  • マレーシア中央銀行(Bank Negara Malaysia)認定両替商リストなど: https://www.bnm.gov.my/
  • Merchantrade(大手両替商のレート参考): https://mtradeasia.com/main/daily-exchange-rates/
この記事を書いた人
Mako

マレーシア・日本 2拠点生活 15年目

マレーシアの地方での長期滞在を経て、現在はマレーシアの都市を拠点に活動中。
「田舎のローカル生活」と「都市の最新トレンド」の両面を熟知しているのが強みです。

多民族国家ならではの「多様性を尊重する文化」に15年間触れ続け、現地の人々の寛容なマインドセットを肌で感じてきました。

観光ガイドには載っていない、長年の在住経験に裏打ちされた「マレーシアのリアルな空気感」と「生活者の視点」をお届けします。

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